保育ファシリテーション実践研究会では、定期的に「保育ファシリテーター養成講座」と単発でご参加いただける各種研修会やイベントを開催しています。
保育ファシリテーター養成講座
(対面のみ・集中講座)
保育現場のファシリテーターとして、保育に変革を起こしていく「保育ファシリテーター」の養成講座です。講義とグループワークやロールプレイ等の演習を通して学びます。
初級講座からスタートし、保育ファシリテーターとしての学びを深めていくための中級講座・上級講座があります(各講座全5回〜7回)。
土日でファシリテーションを集中的に学ぶことができます。中級・上級講座修了者の方は、スキルアップ講座や、実践研究会でのファシリテーターを務めていただくこともあります。
プログラム内容例(画像をクリックすると大きく表示されます。)
保育ファシリテーション
スキルアップ講座
(対面またはオンライン)
スキルアップ講座は、ファシリテーションについて興味がある方から、養成講座を修了し保育現場でファシリテーションをすでに実践している方まで、ご参加いただけます。
毎回のテーマが異なるため、興味のある講座に自由に参加することができます。また、実践事例を聞くことで、ファシリテーターとして関わりの幅を広げたり、体験学習のワークを通して新たなスキルを身につけることができます(全3回)。
○テーマの例
「保育現場における心理的安全性」
「保育者のコミュニケーションスキル」
「体験学習のおもちゃ箱 〜様々なワークを体験しよう〜」
「保育者のためのアサーティブ・トレーニング(自他尊重の自己表現)」
保育ファシリテーション 入門講座
(対面またはオンライン)
保育ファシリテーターとしての基礎的なアプローチである、「目標達成(保育の質向上・会議における最適解や成解に至ること)の支援」と「人間関係づくり」について、体験と小講義を通して学びます。
ファシリテーションを初めて学ばれる方におすすめの講座です。
・保育ファシリテーション入門講座 保育の語りの促進(全3回)
・保育ファシリテーション入門講座 関係性の促進(全3回)
実践研究会(対面のみ)
実践研究会は、どなたでも参加できる研究会です。ただ講義を聞くだけの研究会ではなく、参加者がファシリテーターとなり、参加型・体験型のワークショップを企画し、実施します。
保育現場でファシリテーションを実践している方、ファシリテーションについて興味がある方も、気軽に参加できます。
組織開発コンサルティング
保育所や幼稚園、その他保育に関わる施設を対象に、組織開発コンサルティングを実施しています。
コンサルティングの基本的な流れ・方法と対象
コンサルタントは、依頼者のニーズに応じて、また組織の実態に応じて、個人、グループ、組織、地域社会という対象に対して、多様な方法を用いてかかわっていきます。
コンサルタントの基本姿勢
コンサルタントは、組織の一人ひとりと信頼関係を築いていくために、ありのままを尊重し受容していきます。基本的な信頼関係が築けた後は、目標に応じて組織へと介入していきます。
介入とは、具体的には会議への参加や、研修の実施など積極的な関わりと、観察などの受け身的な関わりがあります。それらの介入は、組織の成長発達段階に応じて、変化していきます。
コンサルティングの最終目標は、組織の中に、他者の意見を尊重しながらも、必要に応じて積極的・消極的に介入していける「チェンジ・エージェント」を育成することです。
つまり、組織の中にコンサルタントや、ファシリテーターの役割を担える人材を育成することです。その結果、保育の質を継続的に向上させることのできる組織づくりが期待できます。